製造工程をICTで見える化(有限会社酒井鉄工所様)
昭和42年創業、金属部品の加工や熔接組立などを行っている有限会社酒井鉄工所様。
多品種・小ロット生産に対応してきた同社には、たくさんの図面や書類が蓄積されています。
生産のたび、紙の図面に製造工程や注意事項を記入しているので、ファイリングやスキャン作業が負担になっていました。
また、膨大な枚数の図面の中から、必要な時に必要な図面がすぐに見つからないことも課題でした。
島田ICTコンソーシアムが「ICT導入モデル事業」の参加企業を募集していると聞き、実証実験への参加を決めました。
試験導入したのは、タブレット端末と帳票作成ソフト「i-Reporter」。
これに、日々の工程内容や注意点を入力し、管理サーバーに帳票を転送します。
電子データとして保存されるので、ファイリングやスキャン作業がなくなり、工程管理も簡単になりました。
もう一つ導入した機器は、ウェアラブルカメラです。
現場で働く作業員の方がカメラを装着し、作業工程を録画します。
映像として残すことで、後日同様の仕事を受注した際、経験の浅い作業員の方でもすぐに作業内容が理解できます。
弊社では、タブレット端末及びウェアラブル端末の準備と、「i-Reporter」のシステム環境構築、運用方法のレクチャー等を行わせていただきました。
オカムラではこのような課題解決のためのICTツールやシステムの導入のご相談をお受けしております。
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